日々の事
Column季節を感じる
2019.01.09
今年、初めての茶道のお稽古がありました。(初釜ですね)
新年らしく、床の間には結び柳。
長く枝垂れた柳の迫力と途中で結ばれている枝に驚いていたら、
先生より結び柳の意味を教えて頂きました。
結び柳の輪については
旅の安全を祈ってのもの。
再度、訪れてこの輪を解いてくださいという
再会を願う意味も込められていると伺いました。
この日は、お菓子も特別で『花びら餅』。
甘く煮たごぼうを白味噌のあんと求肥で包んでいるのですが
初釜の時にいただくお菓子だそうです。
(道理で、京都に年末年始に帰省した際に
多くの和菓子屋さんで花びら餅が売られていました)
(画像は笹屋伊織さんよりお借りしましたhttps://www.sasayaiori.com/)
この日は、棗や抹茶碗、茶杓などもおめでたいものばかりで
年初にふさわしいお稽古になりました。
季節を感じることができるのは、
お茶ならではだなと感じます。
習い始めたおかげで、季節のことに気付くようになりました。
普段、時間に追われる生活なので
大切な時間となりました。
ゆっくりマイペースで楽しみながら
季節を愛でることをしていきたいと思います。