日々の事
Columnクリスマスの御ミサ
2018.12.25
宣言通り、隠れキリシタンの私
久しぶりにクリスマスの御ミサに参加してきました。
同じく隠れキリシタンの妹と、姪も一緒に参加。
7時からのミサに間に合わせて到着すると
教会はイルミネーションに彩られていました。
街の華やかなイルミネーションとは違いますが、
やはりクリスマスを感じます。
私が所属するのは、那覇市田原にあるカトリック小禄教会。
超久しぶりの参加にも関わらず、
皆さん暖かく迎えて頂き、申し訳なさMAX(汗)
クリスマスミサの祭壇は、羊小屋で飼い葉桶に横たわるイエス様と、
天使が祝福する様子が飾り付けされています。
主任司祭のデニス神父様による御ミサ。
(デニス神父様はインドのご出身。
カトリック小禄教会はフィリピンの方も多いので、
日本語の後に、英語で御ミサは進行します。
早くから教会は国際化していました)
聖歌を歌い、主の祈りを唱えていると
やはり祈りの時間の素晴らしさを実感します。
この気持ちは、神社やお寺で手を合わせる時と同じと思います。
ミサのメインといえば、聖体拝領です。
カトリックには聖体拝領があります。
(聖体拝領とは、洗礼を受けている方のみが行える儀式です。司祭の前で左の掌を右の掌で支える形で手を差し出すと、「キリストの身体(からだ)」と言ってパンを手渡されます。「アーメン」と答えてパンを受け、すぐに右手で口に運びます※カトリック成城教会HPより転載)
隠れキリシタンですが洗礼は受けているので、
聖体拝領に預かる事ができたのでやっぱり行って良かったです。
ミサの後は、信者の方々が手料理を持ち込みパーティー。
フィリピンの郷土料理などもありました。
私たちは、一足早くパーティーはお邪魔しました。
今回、一番嬉しかったのは
私たちに洗礼を授けてくださったラサール神父様に
お目にかかれた事。
今年の夏以来、お目にかかっていなかったので
久しぶりに再会でした。
痩せておられましたが、体調は良さそうだったので一安心。
お話を聞くと9月に入院されたそうで、
そこから体調を崩されていたそうです。
(実は11月の誕生日の連絡にも返答がなく、心配していました)
ただ、神父様も88才。もっと会いに行こう、お話に行こうと決心。
心の師であり大切で尊敬する神父様。
限りある時間で、神父様孝行せねばと痛感したミサでもありました。
今回、クリスマスミサに行ってみようと思ったのも、
大切な人や時間は無限ではない。
限りある時間や出会いを大切にしなさいという
神様からのメッセージだったのかなと思います。
大切な人や仲間とクリスマスに一緒に過ごせるだけで
それはとてもとても幸せな事。
全ての人が平和で幸せな時間を過ごせることを
心より願っています。
メリークリスマス!